のあるのP生活

一プロデューサーの本業日記。

人生初の海外一人旅でUSAへ行った話 ③まとめ編

 のあるです。

 前回の続き・・・ではなく、まとめです。

 訊かれたことや思ったことについてまとめていきます。オタク要素は一切ない真面目な文章です。今後USAへ行く人向けです。たぶん。

 ①サンフランシスコ編(前々回)

noarup.hatenablog.com

 ②アナハイム編(前回)

noarup.hatenablog.com

1.今回いくらかかったの???

 ある程度ぼかしますが、だいたいこのくらいです。お土産は含みません。

 ① 交通費

 日米往復 9万円、米国内移動(サンフランシスコ↔アナハイム) 5万円、配車アプリ4回 計2万円、バス・路面電車 5千円

 合計 16.5万円

 ② 宿泊費

 3泊

 合計 8万円

 ③ ディズニー

 1デーパスポート 2万円、ジーニー+ 3千円、ライトニングレーン課金 3千円、昼飯とか 5千円

 合計 3万円

 ④ 野球

 チケット 1.2万円、夕食 4千円、ユニフォーム 2.5万円

 合計 4.1万円

 ⑤ その他飲食費(ハンバーガーとかクラムチャウダーとか)

 合計 1万円

 ⑥ 必要経費

 ESTA 3千円、旅行保険 4千円

 合計 7千円

 総計 33.5万円

 円安物価高が進む中、正規運賃だったらエコノミーでも往復だけで30万近くいくので、今回はラッキーでした。ただそれでも総額は30万オーバーです。高くなってしまった要因としては、

・都市間移動の飛行機を返金可の高い運賃にしていた。

・空港至近の高いホテルに返金可のプランで一人で泊まった。

があげられます。費用を圧縮するには、複数人で旅行し、一つの目的地にとどめる、外資エアラインの経由便かZIPAIRも検討することが必要になるかと思います。また、エアラインのステータスをもっているのであればフル活用しましょう。預け手荷物が無料になったり空港で軽食を摂れるなど、海外に出てこそ重宝します。不毛な沖縄往復をしておいてよかった(違)。

2.NPBMLBの雰囲気の違い

 鳴り物がない・・・というのはよく知られているとは思いますが、それ以外で試合中にあったことについて挙げてみます。

・Let's go Angels コール

 攻撃中、スタンドの各所からこのコールが発せられます。まあ揃わないし、NPBの外野席からの応援歌の方が大きいです。ただ、9回の一打同点のシーンではみんな総立ちになって、地鳴りのように聞こえてきました。

・ウェーブ

 こちらもNPBではまず見ませんが、試合中にウェーブが起こります。声優がウェーブいくよー!ってやってるわけではない。決まってレフトスタンドから。ただ、三塁側のノリが悪く、そこで止まってました。レフトスタンドからは懲りずに5回くらい発生しましたが、全部三塁側で止まりました。オタクくんを見習ってほしい。

・軍人紹介

 どこどこ部隊の誰々が来てます!ってバックスクリーンに映され、大歓声で迎えられます。日本で自衛隊の方をこういう風に扱ったら間違いなくあっちの方々がお怒りになることでしょう。米国内での米軍の存在がいかに大きいか、よくわかる一件でした。

・ay-oh

 これは動画を見る方が早いです。みんなで声出しする儀式みたいなもの。

youtu.be

・ラリーモンキー

 これも動画を見る方が早いです。ふぅーって楽曲後みたいな歓声があちこちから起こります。負けてる展開だったので、出てきてくれました。

youtu.be

・ラッキーセブン

 日本なら球団歌ですが、ここではTake me out to the ballgameが流れます。タオルを掲げたり風船を飛ばしたりする文化はありません。

・10回裏の雰囲気

 これはなかなか言葉では説明できませんが、球場全体が立ち上がって声援を飛ばしていました。敬遠にはブーイングし、選手名がコールされると大歓声。

・観客のグラブ

 NPBよりもかなり高い割合でグラブを持っているファンが多いです。ファウルボールの他、チェンジのときやイニング間のキャッチボールのときのボールも投げ入れる傾向にあるので、日本よりボールをもらえる機会は多いかもしれません。もらえるとは言ってない。

・ファウルボールにお気をつけください

 日本では、訴訟が起きたこともあって必ずと言って良いほど流れるようになりましたが、この日の試合中は一切流れませんでした。インプレー中は目線を切らないでください。ボールが当たっても自己責任です。

3.英語力は必要?

 あるに越したことはありませんが、地球の歩き方に載ってるような最低限の会話さえできれば問題はないでしょう。出川イングリッシュや、とにかく明るい安村さんがBGTで見せたようなノリと勢いで案外どうにかなります。

 スタジアムから配車地点まで向かう途中、現地ファン(同世代かちょっと下のヨーロッパ系グループ)に"THE ANGELS WIN!!"って声をかけられたので"YEAH! WALK OFF!!"って返してハイタッチしてました。自分がオオタニサンのユニを着ていたからかはわかりませんが、現地のファンと一緒に派手に喜べたのはなんかうれしかったです。サンキューオオタニサン。

4.気をつけたことは?

 4.1.発砲事件

 こちらのツイートをご覧ください。

 ご承知の通り、銃社会です。こんなの日本じゃありえませんが、残念ながらこれが現実です。ディズニーランドでも野球場でも、金属探知機による検査があるくらいです。

 また、現地のホテルにチェックインして、一息つこうとテレビをつけたところ、真っ先にやっていたのがこのニュースでした。

www.cnn.co.jp

 スリ・置き引きに気をつけるのは当然ですが、治安の悪いところにいかないだけでも、こういった事件に巻き込まれる可能性はガクンと落ちます。今回自分が行った箇所は全て事前に治安情報をチェックし、一人で歩いても問題のなさそうなところだけに行きました。

 4.2.ヘイトクライム

 コロナ前後でアジア系を標的にしたヘイトクライムも増加しています。これは現地滞在中に流れてきたツイートです。

  幸い、こういった被害はありませんでしたが、常に背後を警戒し、突き落とされないように線路の端から離れ、ホーム中央付近に立つといった自衛策はとってました。帰国便に搭乗して張り詰めた空気から解放され、ようやく安堵できたくらいです。日本がどれだけ治安に恵まれている国か、そのありがたさを実感する5日間でもありました。(なんかしゃれにならない事件が増えてるけど・・・)

 4.3.空港・フライト関係

 ・アメリカでは預けた荷物がどっかに行ってしまうロストバゲージが非常に多いです。万一に備え、手持ち荷物の中に1日分の着替えを入れてました。

 ・入国審査は訊かれたことには嘘をつかず誠実に。怪しかったり、矛盾点があったりするとすぐ別室送りにされます。最低限、帰りの航空券とホテルの予約メールは印刷しておきましょう。(友人宅に泊まって不法滞在し、働くというのがよくあるパターンなので、疑念を払拭するために必要)

 ・日本の保安検査は民間の警備会社ですが、アメリカは連邦政府職員が担当します。法律で認められた、非常に強大な権限をもっているので、スーツケースのロックを破壊されても文句を言えません。TSAロックですら壊されたという報告もあるので、かけないほうがいいのかも。中身をパクられたという話も聞くので、貴重品は肌身離さず。

 ・これは今後に向けた反省点ですが、今回の旅程は非常に高リスクだったというのは否めません。国内線で欠航、もしくはダイバートされてたら詰んでました。最悪の場合、帰れなかったかも・・・無事飛んでくれてよかったです。

5.最後に

 今回の旅行は計画から各種手続きまで、全て自分一人で行いました。自分で自分へのご褒美にプロデュースした5日間の大満足の旅を終え、無事に帰って来れて、本当に良かったです。近年では最高のゴールデンウィークでした。

 他に何か訊きたいことがあれば、コメントなりDMなりいただければ可能な限り対応します。

 今度アメリカに行くときは八村か渡邊雄太を見に行きたいなあ・・・と思ってます。またお金を貯めます。ミリシタくんに吸い上げられそうだけど。

 では。

人生初の海外一人旅でUSAへ行った話 ②アナハイム(ディズニーランド、エンゼルス)編

のあるです。

前回の続きです。

(↓前回のブログ)

noarup.hatenablog.com

1.ディズニーへ

 米国滞在もいよいよ3日目。この日は唯一飛行機に乗らない日でした。丸一日、アナハイムを満喫します。目覚めと共に讀賣粉砕の一報を確認し、テンションも上昇。毎日こうなってほしい。

 まず、アナハイムといえばやはりディズニーランドでしょう。1955年に世界で初めて開園したディズニーランドがここです。GWに舞浜なんて甘え。できる男は黙って本家へ。

 本当にキモオタ野郎一人でも一切浮きません。舞浜なんてキラキラキャピキャピした人たちの巣窟なのに、この差はなんなんだ。

 今回の目的はとにかくアトラクションに乗りまくることだったので、朝8時に開園凸してそのままビッグサンダーマウンテンへ直行しました。結果、運良く一番前の席へ。最高か?

 ジーニー+でインディジョーンズのLLを予約していたので、それまでにホーンテッドマンションなど、入り口から見て左側にある主要どころを回ってました。ほとんどスタンバイ5分だったので、1時間くらいでたくさん乗れました。

 アトラクションは同じなのに、外観が違うものが結構あります。ホーンテッドマンションは建物自体が違う。

 白いです。時報は15分に1回。

 また、東京にはないアトラクションもいくつか紹介します。

 これはマッターホルンボブスレー。1959年に開業した歴史あるコースターです。残念ながら今は閉鎖中ですが、乗ると何かと遭遇できるとか…???(気になる方は以下動画をどうぞ)

youtu.be

 続いてはこちら。

 これは潜水艦に乗ってニモの住む海中を探索するアトラクション。結構作り込まれてて、楽しかったです。

 次はなんか特殊演出をやっていたやつ。

 なんかハイパーってついてたので乗ってみたのですが、スターウォーズの宇宙船に乗って戦闘しているかのような特殊演出となっていました。舞浜のスペースマウンテンなんて比ではありません。こんなに満足できるとは…

 こちらはスターウォーズのエリア。夢と魔法の国にいたはずなのに、一気に別世界へと来た感じです。ルーカスを買収した結果こうなるとは…

 こちらはそのエリアにあったアトラクション。Rise of the resistance、直訳すると「反逆者の興起」。なんか七尾百合子さんが好きそうなフレーズですね。最新技術を凝縮したような、とにかくすんごいやんばいやつです(語彙力)。平日なのにスタンバイ80分はダテじゃない。ネタバレがイヤじゃなければこちらの動画をどうぞ。

youtu.be

 これ、乗ってなかったら心底後悔するところでした。スターウォーズに興味なくても大丈夫。一気に引き込まれます。合同のtulipやムンナイみたいな感じ。

 このあとは時間の許す限りアトラクションに乗り、童心に帰って大正義ミッキーマウスとツーショットも撮影。キモオタ大人でもしっかりゲストとして受け入れてくれるこの懐の深さに感動し、思わず感情を吐露してました。

すると…

みちこ、てめえ覚えてろよ。

 本当なら閉園までいたかったところですが、今回の旅行がこの日程となった最大の案件が迫っていたので、名残惜しくも、ディズニーランドを後にします。

2.TEX @ LAA

 いよいよ、ビッグイベント到来。ここまで来たのは全てこのためと言っても過言ではない。日本どころか野球界の至宝を見に、野球場へ。

 野球の母国で、この言葉を叫べる日がついに訪れました。もちろん、偉大なる17番のユニフォームを購入。act-1のときにこれを着ている人は見かけなかったし、act-2のときに着ていこうかな。

 さて、肝心の試合は7回までは普段から見慣れたきっしょいベースボール、もといアナハイムプリズンでおなじみの草野球が続きます。連続四球から失点、エラーから失点。

 8回に現役最強野手:トラウトがタイムリーを放ち、ようやく1点を返します。トラウトの後に打席に入ったのは日本の英雄:大谷翔平。この打席の時、日本の一野球ファンとして、感動で泣き出さざるを得ないような一件があったのですが、これは現地民だけの特権として心にしまっておきます。なお、結局凡退した模様。

 そして9回へ。先頭のレンドンがヒットで出塁するも、あっさり2死。周りのファンは8回の時点でとっくに帰り始めていたので、出口近くの空いてる席に移動し、すぐに出れるようにしてました。すると…

 なんとなんと、3連打で同点!!!!!1番のネトが凡退したため、延長戦に突入し、トラウト、オオタニサンの打席をもう1度見れるという、ありがたすぎる展開に。

 ちなみにこちら、MLBデビューから15試合で7死球を喰らったのは史上初って書かれてます。当てられすぎだろ。

 延長戦はいきなりタイブレークエンゼルスは抑えのエステベスを投入しますが…

 MLBのクローザーってこんな球を放るんか…って衝撃を受けました。1四球を許したとはいえ、2奪三振をマークし、あっさり終了。

 そして10回裏へ。無死二塁で先頭はトラウト。表の攻撃でレンジャーズは無得点だったので、何となくイヤな予感はしてましたが…

 周りがみんな👎️👎️👎️👎️👎️👎️👎️👎️👎️ってやってました。逃げんな。勝負しろ。

 だがトラウトを歩かせたところで迎えるのは大谷。すぐさま大歓声が起こります。そして…

 結局この試合は5タコ。まあ、そういう日もあるさ。なお、この進塁打が試合結果の伏線となった模様。

 これで1死1・3塁となり、レンジャーズはピッチャーを交代します。打席には不調とはいえ、実力者のレンドン。そしてその初球。

 暴投でサヨナラ勝ち!!!!!!!!!!

 サヨナラ勝ちを現地観戦してたのは、大正義ドラゴンズも含めてこれで通算4回目です。終わり方は一番しょうもなかったけど。

 野球はいいもんだぞ!野球は楽しいぞ!!

 マジでここまで来てよかった。身体能力お化けたちの魅せるスーパープレー、盛り上がるスタンド、そしてサヨナラ勝ち。最高でした。

3.日本へ帰国

 翌朝、讀賣粉砕の一報を確認して起床。ついに帰国の日が来てしまいました。もっといたいんですが、楽しい時は本当にあっという間です。働きたくない。

 帰りももちろんJAL。異国の地で見る鶴丸から得られる安心感は異常。

 帰りもビジネスクラス。特典航空券バンザイ。

 あんゆりと一緒に。1席で窓3つ分の広さなのは反則。

ステーキが本当に柔らかいしアツアツ。機内食ってこんな美味しくなったんだな…

途中、機内にとんこつの匂いが漂っていたので何かと思ったらラーメンでした。美味い。

 あとは適宜おやつを注文したり、映画を見ながら過ごしました。そして11時間のフライトの末、着陸。

 電車を乗り継いで、無事帰宅できました。これで弾丸アメリカ旅行も全日程を終了。

 このあと、お金とか現地の雰囲気とか、そういったまとめを書きます。良ければまとめ編もお付き合いください。

 では。

人生初の海外一人旅でUSAへ行った話 ①サンフランシスコ編

のあるです。

 今年のGWは、3泊5日の弾丸スケジュールでUSA旅行をしてきました。憎き567プロがこの世界を支配して3年。ライブでの声出しもようやく解禁され、日常を取り返せてきています。そんな中で行ってきたアメリカ旅行でみてきたこと、感じたことをまとめられればと思います。

1.羽田離陸~サンフランシスコ着陸まで

 幼少期に住んでいた合衆国へは、十何年ぶりの訪問。出発当日はいてもたってもいられなくなり、さっさと自宅から羽田まで移動しました。

 第3ターミナルに行くこと自体、コロナ直前以来3年ぶり。胸が高鳴ってました。

 3年ぶりのJALラウンジカレー。今はラウンジ外でも食べられるようになりましたが、やっぱりラウンジで食べるカレーが一番おいしい。

 キャセイラウンジでも飲み食いし、飛行機の時間までひたすら板をシバいてました。そら海外でイベランなんてできないからね、仕方ないね。

 そして飛行機に乗り込みます。

 今回は特典航空券での旅行。諸事情でマイルがアホみたいに貯まっており、行きはビジネスクラス。雰囲気をぶち壊す言い方をすれば、超高級個室漫喫。座席も食事も飲み物もエコノミーとは雲泥の差。なんかメニューをみたら1食4万円する料理店のシェフが監修したとかなんとか・・・めっちゃ美味かった。

 機内で真横になってGood Sleep Babyしてから着陸。飛行機で横になって寝れるのがこんなに素晴らしいとは。

 なお、上空にいる間に贔屓がド派手な氣っしょいベースボールを披露していたので一気にテンションが下がりました。「あと2時間で彼は結果を知ることになる」とか言ってたあの野郎、今度会ったらシバきます。

2.空港から市内まで

 アメリカ入国審査も突破し、税関審査がなくなっていたことにびびりながらも、無事入国。空港近くのホテルに移動し、スーツケースを置いていきました。なんか荷物を預けるだけのつもりで行ったら、部屋が準備できていると言われたので、チェックインまで済ませました。

 身軽になったところでお昼近くになっていたので、近くのハンバーガー屋へ。

 本物のおいしいハンバーガーを食べたければ是非IN-N-OUTへ。現状、西海岸にしかありませんので、見かけたら四の五の言わず行け。超久々に食べましたが、懐かしさで感動してしまいました。

 調子に乗ってポテトをカスタマイズして無事死亡。こんなところで老化を感じてしまうとは・・・相模原遠征の際の某ラウマス状態でした。てかこのとき、そのラウンジの通話に凸してたな。

3.市内観光

 その後はサンフランシスコのダウンタウンへ。

 海外で日本文化がどうなっているのか、ある程度世の中を見てきた上で改めてみてみたくなったため、バスに乗ってジャパンタウンへ行くことに。

 紀伊國屋書店。大半は日本から輸入された本ですが、輸送費がかかるので、だいたい定価の数割増しです。

 アキバではありません。国内のオタクショップでもありません。ここは紀伊國屋サンフランシスコ店です。1階が完全にオタクショップになってた。

 えぇ・・・

 その次はバスと路面電車を乗り継いでフィッシャーマンズワーフへ。

 オタクくんの奇声みたいな鳴き声しか聞こえなかったのでもしかしたら厄介アニクラ会場かもしれん。

 パンをくりぬいてその中にスープを入れたものです。ここに来たら絶対食べたい料理の一つ。アメリカンサイズなのを忘れてもう1品頼んでしまったので、おとなしくテイクアウトしました。

 超ハードスケジュールだったので行けませんでしたが、この二大巨頭はサンフランシスコ観光の上で絶対に外せません。奈良に行ったのに大仏を見ない、日光に行ったのに東照宮へ行かない、ナゴドへ行ったのにドアラを見ないようなもんです。丸一日確保して行ってみてください。

 試合日ではないので外観だけ。場外ホームランが海に飛び込むことでお馴染みの球場であると共に、イチローオールスターゲーム初のランニングホームランを記録した球場です。なお、ここでサッカーの日本代表戦をやったこともあります。監督がジーコだった頃ですので、大昔ですが。

samuraiblue.jp

 1日ずれてればNBAプレーオフ(しかも対戦相手は八村のいるレイカーズ)を見に行けてたので、非常に残念。NBAはまだ現地で見たことがないので、また行けたらなあ・・・

 このあと、ホテルに戻って寝ました。日本の自宅で起きてから、ホテルで寝るまで38時間。長い1日目が終わり、2日目へ。

4.2日目

 起きて真っ先にスポナビを確認。相変わらずの氣っしょいベースボール。

 この日は個人的なことをやっていた(昔住んでたところを巡るなど)ので、特にブログに書くことはないのですが、スーパーでこれを売ってるのを見たときはさすがに震えました。

 精米から10ヶ月経ってるし、値段が倍くらいするし・・・でも需要あるんだろうなあ・・・

 2日目の夕方には南カリフォルニアへと飛びました。

 LAXではなく、アナハイムの最寄り空港であるオレンジカウンティへ、サウスウェストで移動。日本ではあり得ないようなエアラインなので、ウィキペディアも貼っておきます。

ja.wikipedia.org

 直前にフライト変更したせいでCグループになってしまい、無事3列席の真ん中へ。まあ両隣がデブではなかったし、1時間のフライトなのでヨシ!

 ・・・アナハイムのくせにLAなんて名乗るからこうなる()

 そして、クライマックスの3日目へ向かいます。

 続きは次回のブログで。

 では。

MOIW2023をオタクの絶叫で振り返る

 のあるです。

 タイトルのとおりです。アーカイブロスを少しでも癒やすために、12月まで記憶を保つために書きます。自己満です。ミリとシャニは全曲、ASとデレはいにしえの名曲中心、SideMはほとんど聴いてない状態で臨みました。コール?全部は無理。

※楽曲名の後ろの記号の意味  ○・・・何度も聞いた △・・・聴いたことはある、さびだけならわかる ×・・・初見

1. Day1

1.1. OP

 協賛企業を読み上げる声にオタクが含まれていて声出しが解禁されたことを実感し・・・

春香「ドームですよ!ドーム!!!」

きたあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

 いよいよ祭りが始まる。そして、あの特徴的なイントロと共に・・・!

THE IDOLM@STER ○

 安心と信頼。7月の幕張で回収できなかったのがただただ悔しかったのですが、今では初コール楽曲という思い出楽曲となりました。ただ途中で歌詞がラスサビのものになり、SHORT VER. だというのを把握。「え?これどうすんだ?」と思ってたら・・・

デレ「新たな光に会いに行こう」

ぼく「ああああああああああああああ!?!?!?!?!?」

Shine!! ○

 流れ始めたのはデレアニ2期OP。ここで全体曲のメドレーになることを察しました。この流れだと次はミリ。なにがくるかなーと思ってたら・・・

Glow map ○

 ずるい。ほんとうにずるい。やりやがったな、JUNGO。初めてやった周年イベの曲なので普通に聴けてうれしかったです。インフィニットスカイを着せろ。

DRIVE A LIVE ○

 初めて聴いたSideMの楽曲が、アニサマ2019ハイライトに入っていたドアラでした。そして現地で聞いた初のSideM曲もドアラになりました。コールが野太いと新鮮ですね。ドラゴンズのマスコットではない。

Resonance+ ○

 おい。これは開幕にやって良い曲ではない。尊すぎて死人がでる。近日サブスク解禁だそうです。

1.2. 第1ブロック

 ミンゴスから「シャッフルあり、コラボあり」と明言された中で、さあ何だと思ったら・・・

 放クラ「LADIES, READY? GO!」

 ぼく「きたあああああああ!!!!!!!!!!!!」

ビーチブレイバー ○

 ぶち上げ役にはうってつけの放クラ!ぴよの「声聴かせてくださあああああい!!!!!!!!!」でさらにぶち上がる。コールが画面に出てくるので初心者にも優しい安心設計。サンキューJUNGO。ただ2番から人が増えます。そんなときにはからくり名物オーロラビジョン。両脇に楽曲名が表示され、歌唱メンバーがリアルタイムで追加されるサービス付き。Beitの低音、効いてましたね。

ドレミファクトリー! △

 聴いてから臨みましたがまああの短期間でコールをたたき込むのは無理でした。あそぼあそぼだけ入れられたのでよしとする。TIntMe!の追加は解釈一致すぎて頷いていた。

はるかぜバトン ×

 全く知らない曲でした。でも歌詞、途中投入されたCleasky、そして志狼くんの「もう友達だよな」で無事死亡。対戦ありがとうございました。

shiny smile ○

 イントロで発狂。まさかこれをやるとは全く想定していませんでした。ミリシタMVのおかげでふっふーを入れられたのは内緒。

夏時間グラフィティ ×

 いちぽむと放クラのコラボで会場を夏にしてしまった。Reason!!のカップリング曲だというのは後で知りました。いやめっちゃええな、これ。

 

 そろそろMCか?と思っていたところ、なんか聴いたことのないイントロが。でもどっかで聴いたことあるとも思ってました。そして歌い出しが・・・

 765ASReason For Dream

 ぼく「ああああああああああ!?!?!?!?」

Reason!! ○

 まさかエムアニのイントロを765ASが歌うとは。READY!!リスペクトで作られた楽曲だということを踏まえると、本当にASが歌ったことそのものに価値があると思ってます。「輝きの向こう側へ」を中村先生に言わせたのはもはや英断。

そしてMCへ。矢野さんのイケボ「もふもふえん」にやられました。直央くんの声優だと信じられなくて、実は口パクなんじゃねぇのか、どっか裏に別の担当声優がいるのではと思ってしまいました。声優さんすげえわ。

1.3. 第2ブロック

虹色letters 

 でたわね。これが「MTG楽曲」を「オリメン」で聴くのが初だったのあるくん。感動で泣いてしまいました。Cleaskyは青春。ちょこ先輩と小糸ちゃんだったのはよくわからなかったけど。ノクチル全体で出てくるなら解釈一致だった。

僕らだけの未来の空 ○

 ノクチルは「いつだって僕らは」読みで予習してましたが、普通に聴きたかったのでヨシ!

 

 となった後・・・

 ぼく「次はなんだ?」

 ???「雨が上がりやがて虹が二人の距離繋ぐ」

 ぼく「はああああああ!?!?!?!」

秘密のメモリー ○

 全く想定していませんでした。死角から殴られるとはこのことか。歌詞が完全にカップリングとなっているからか、歌唱メンバーも鉄板カップリングだけ。女学園で展開される百合になってしまう。

Arrive You ~それが運命でも~ 

 リリイベから数えて3回目の現地回収です。小学生に「ねえ、好きだよ」って言わせるのはよろしくない。もっとやれ。

百花は月下に散りぬるを 

 ミリ8thでは567プロの影響でこっこちゃんが不在。1年経ってようやく、十六夜ラディアータを着た花咲夜フルメンを拝めました。ありがたや。

Gaze and Gaze ○

 歌唱のVo力で殴られる。これが突然生バンドで初披露されたデレ7th大阪、なにもの?

 

 そろそろトロッコやなあ・・・と思ったら・・・

キーンコーンキーンコーン デデッデデッデデッデデッ

ぼく「ウッ」

エージェント夜を往く ○

 ♀になりました。SideM、かっけぇ。

1.4. 第3ブロック

 みんな元気メドレー!と銘打たれたメドレーコーナー。どういう攻め方なのかはまったくわからないままこの曲です!ってなると・・・

 ???「GO MY WAY!!

 ぼく「ああああああああああああああ!?!?!?」

GO MY WAY!! ○

 開幕でいきなり由緒正しき名曲を突っ込まれる。しかも歌唱メンバーが春香と羅刹冬馬。アイマス2はやったことがなく、アニマスしか見たことはありませんでしたが、「ぼくは今、歴史を目撃している」と感激してしまいました。これぞ合同。これぞMOIW。

JOKER オールマイティ △

 春夏秋冬をそろえる荒技を披露されました。タオルぶんぶん丸。通路側だったので思う存分やりました。

I'm so free! △

 全く想定しておらず、ASのベストアルバムで何度か聞いたくらいでした。みきつばはいいぞ。

ラ♥ブ♥リ♥ ○

 キングが不在なのに入れてきやがった。もはや何でもあり。ツンデレ組でやってきましたが、土屋さんが強すぎた。どうみても樋口。

Get lol! Get lol! SONG ○

 オリメンで聴く前にやられた。ピエールがこれを歌う意味というのはあとで知りました。重すぎた・・・

絶対正義 EVERY DAY ○

 まさかの限定販売楽曲の披露。CDをもってないシャニ以外のPはなにがなんだかわからなかったはず。これを果穂、元弁護士とたまきレッドで一緒にやってることにあの場で気づけたオタクはそうそういないかも。レッドしか勝たん。正義は永遠不滅。カップリングのデビ太郎はてんかちゃんそのままなので、合わせて聴いてくれ。

スパイスパラダイス △

 ミリでいうアイルみたいに、バージョン違いの方が貴重すぎる楽曲。あまとうがコールしか入れないただのカレーオタクになってた。

Let's get a chance ○

 ミリの出演者全体でやったのはこれ。10周年を迎え、その次の奇跡を探しに行ってると考えるとしっくり来ました。おのれJUNGO。

1.5. 第4ブロック

ABSOLUTE RUN!!! 

 ゲッサンで未来が言ってた「1曲目は元気になる曲」を8thで体現したいちぽむ。そのままやってきました。偉い。

BRAND NEW FIELD ○

 Jupiterが315プロに移籍した後の最初のシングル。途中で北斗が「エンジェルちゃん」ではなく「フェアリーちゃん」と呼んで「ん?」となってたら・・・

美希「はいなのー!」

響「はいさーい!」

冬馬「765プロ!?(アタフタ)」

ぼく「うおおおおおおおおお!!!!!!!!」

プロジェクト・フェアリーの二人が登場。元961プロ同士の共演。夢か?

「俺たちなら楽勝!だぜ!」「だぞ!」「なの!」

死亡。対戦ありがとうございました。

Dye the sky. ○

 蒼3人の殴り合い。蹴り上げる振り付けなし。ただただ、歌だけで、からくりにつめかけた5万人を掌握した。これが、アイマスの蒼。2人いなかったのが惜しい。次のMOIWはまだか。

 

 ・・・そして蒼の興奮が収まらないまま始まった特殊イントロ。「聴いたことあるぞ、なんだっけ・・・」となっていたら一度音が消え、メインステージが白く光る。その瞬間、生!ハム!メローン!が脳内に聞こえてきました。

すべてを察したぼく「うっそだろおおおおおおお!?!?!?」

流れ星キセキ ○

 まさか、赤3人での流れ星キセキ。発案者は誰だ。315回素晴らしかったって伝えたい。あなたは天才だ。

ハイファイ☆デイズ 

 おい誰だメリゴが来る、イェーイに気をつけろとか言ってたの。完全ノーマークでした。自決します。

 

 そしてトロッコが終わったのでMCだな、と思ってたら・・・完全に知らない楽曲が始まります。

True Horizon ×

 えっ、なにこれ。強くね?あとで知りましたが、これが初披露だったとか。そんな貴重な場に立ち会えたのは普通にうれしかった。と同時に、SideMをちゃんと追ってなかったのを一番後悔した瞬間でした。この曲を今まで知らなかったなんて。もったいなさすぎる。途中投入せず、オリメンだけで歌わせた点は素晴らしかった。

1.6. 最終ブロック

 ???「こーの身ー」

 ぼく(姉さあああああああああん!!!!!!!!)(※言ってない)

FairyTaleじゃいられない ○

 シンデレラガールズにこれを歌わせるとは。いろいろな感情が渦巻いてましたが、一番おっきかったのはこれ。

 「またオリメンがいないのにこのみ姉さんが果ててしまった」*1

We're the One ×

 クラファの曲を聴くこと自体が初めてだったんですが、いやこの人たちかっけぇな。こんなのが生徒会長やってる学校、なんなんだよ。

Transcending The World ○

 シャニ2nd、リスアニ2023ときて3度目のストレイライト現場でしたが、見るたびに進化してる。この人たち、どこまで伸びるんだ。TTWはこれらすべてで披露されてましたが、fly away とset me free をコールできるだけで全く違う曲になりました。5thが今から楽しみである。

Needle Light ○

 めがね一族に加われるのはめがねのみ。

Platinum mask ×

 ステージに座るというのはなんども見てきましたが、椅子が生えてくるのは初めて見た。(サブスクにないので予習できるわけがなかった。)

アンデッド・ダンスロック ○

 かっこいいこの曲に投入されたのはまたゆきまこ。ごり押しか?

Tulip ○

 また♀になってしまった。違法すぎる。てかこの中に小学生を混ぜるな。変な性癖が目覚めるだろ。

 

 心を♀にされたまま暗転し、満を持してこの日一番聴きたかった楽曲が始まります。

Triad Primus「鮮やかな色纏う波紋は」

ぼく「きたあああああああああああ!!!!!!!」

Trancing Pulse ○

 最強。それ以外の言葉はいりませんね。

そして、ここでユニットの披露がすべて終わり、締めとなるクラップ曲へ。

CRYST@LOUD ○

 反響のせいか、難しすぎたからか、クラップがそろってなさ過ぎて笑ってしまった。

1.7. アンコール

衣装の時点でなにわろてんねんやろなあと思ってました。が・・・

アイ MUST GO! 

 いやそっちかい!!となりました。サブスク解禁まで入手手段が「中古円盤を買うこと」だけだった、MOIW2015のテーマ曲です。翌日のアンコールがあの曲だったのと比べると複雑ですが、まあどっちも聴けたのでよしとしましょう。銀テープは降ってくるものを直接取ることはできませんでしたが、前の方に譲っていただきました。奇遇にもミリオンライブカラーの銀テープだったのが良かった。

2. Day2

2.1. OP

 今日は何かな、READY!!からかなって安直に思ってました。でも・・・

シャイノグラフィ ○

 いきなり死角から殴られた。あまりにも、良すぎる。StWとは違うベクトルで好きが突き抜ける楽曲。てかシャニに限らず、全体曲ってどうしてこんなに良いんだろうね。

Growing Smiles! ×

 サイスタの楽曲でした。前日で疲れ果ててなにもやらなかったのが悔やまれる。

Flyers!!! ○

 出たな、神曲。「あなたへ」のところで手を差し出す振り付けが好きすぎて、MTW1718リリイベを終えて「もう見れないな・・・」と残念に思っていたのに、また見れた。目の前で。大好き。いっぱいちゅき。ペンライトの光は勇気。

BEYOND THE STARLIGHT ○

 オケマスで回収済みでしたが、歌唱込みはこれが初。ガルフロは次の機会のお楽しみにしておきます。

Happy! ○

 いや、まさかやるとは。ASのライブが最近少ないので、現地回収を諦めていた名曲でした。短縮版とはいえ、聴けただけでうれしい。泣いた。

2.2. 第1ブロック

???「ヒカリのDestination

ぼく「おお!!(開幕イルミn・・・ん?(ここでミンゴス中村先生アッキーを視認))」

ぼく「えええええええええええええ!?!?!?」

ヒカリのDestination ○

 いきなり死亡。Happy Funny Lucky、Twinkle Wayと並ぶ個人的イルミネ三大名曲にして記念すべき一曲目。それをASの信号機が歌っている。歴史を感じるシャッフルでした。今日も容赦ねえなと確信します。

O-Ku-Ri-Mo-No Sunday! ○

 愛してたいの!!!!

 昨日のコラボの傾向からして絶対双海姉妹と大崎姉妹だよな、と思ってたら案の定。ステージばっかみてて下田が分裂していたのを見逃しました。ちくしょう。

あんきら!?狂騒曲 ○

 名曲ですよ、これ。コールアンドレスポンスはMOIWだけの特別仕様。こういうのをもっとやってほしい。

ラブ・ボナペティー ○

 あぁ~^^アルストかわええんじゃぁ~^^にへへへ

Pave Etoiles ×

 咲の声はどこから出てるんだ。

 

 カフェパレかわええ~ってなってると・・・

???教室に吹いた

ぼく「っしゃああああああああ!!!!!!」

太陽キッス ○

 この日は放クラがいないから完全に想定外。個人的には五ツ座流星群、ビーチブレイバーと並ぶ三大放クラ楽曲。いや頭一つ抜けてるレベル。まさかこんな形で回収できるとは思ってなかったのでめちゃくちゃうれしかったし、楽しかった。

2.3. 第2ブロック

 はやくもメドレーコーナー。「この曲です!」と共にアップテンポなインストが始まったのですが、最初は何かわかりませんでした。でも、そこに現れたのは仁後さん。みんな元気になるやよいのアップテンポ曲と言えば、まさか・・・?

 

仁後さん「キラメキラリ、いっくよーーー!!!」

ぼく「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

キラメキラリ ○

 いきなり山火事発生。本当にコールが解禁されていて良かった。神谷さんのイケボと仁後さんがぴょんぴょんしているところが個人的お気に入りポイント。

きゅんっ!ヴァンパイアガール 

 いや、エッチですね。すっごくエッチで良かったです。あとこの曲、ミリシタの恒常スコアランキング(MM)で初めて色段に入った楽曲だったので、現地回収できたのは地味にうれしかったです。もう色段からは陥落したけど。

Treasure☆ ○

 あまりにも解釈一致な起用。文句なし。

Study Equal Magic! ×

 これが噂に聞くタケノコダンスか・・・と思いながらやってました。あと映像演出がマジで良かった。円盤はまだか。

ココロ☆エクササイズ ○

 うっそだろ。いくらうえしゃまがいないからってこれはずるい。腹筋!背筋!胸筋!

恋のHamburg♪ △

 ハンバーーーーーーーーーーーーーグ!!!!!!!!!

学祭革命夜明け前 ○

 いやあの放クラは昨日だっつてんだろ!これをもって現地回収できてない放クラ曲はクライマックスアイランド、PW2曲の計3曲だけに。

虹色ミラクル ○

 まさかのムビマスEDをここに突っ込んでくる違法プレイ。でもこれをシャニに歌わせるの、偉い。優勝。ムビマスを初めて見たときのこと、そしてあの楽曲のこと(後述のリンク参照。ぶっちゃけ、この時点でマスピはやらんやろなあと思った)を思い出して泣いてました。良いライブだったなあ・・・

2.4. 第3ブロック

 まだ終わるわけねえだろ。ミリのユニットがまだ一組も出てきてねえんだぞ。となっているところへ、ミリの面々がトロッコに乗って登場。はまななさんの口上で「えっ、WE ARE ONE! やるの!?」と早とちりしてました。

バーニン・クールで輝いて △

 オイオイオイ!!だけ頭に入ってましたが、スクリーンに歌詞が出たおかげで他の箇所も入れられました。てかこれなら前日のハイファイも入れられたよなってなったのは内緒。神速に負けないくらい、普段応援しているミリのみんなもかっけぇよ。てか、のり子にぴったりなので、カバーしてみない?

Friendly Smile ×

 前日の傾向から絶対黄色3人でくるよなと思ってましたが、ここで来ました。ただ、懺悔します。両日で披露された楽曲の内、唯一CDシリーズすらみたこともない楽曲でした。でもこの曲、めっちゃかわいい。原曲もめっちゃかわいい。聴け。

Plus 1 Good Day! ×

 めっちゃ励まされた。今の自分にぶっささる楽曲でした。ありがとう、ハンバーグ師匠信玄さん。

♡Cupids! ×

 ♀にされた。と思ってたのもつかの間、ついに全Pが待ち望んだコラボが・・・

涼「律子姉ちゃん!!!!」

ぼく「きたああああああああああああ!!!!!!!」

これが秋月従姉弟での初共演!4人で作った♡に無事やられました。対戦ありがとうございました。

ALIVE △

 876プロのクソ強楽曲を突然投下され、Vo力団4人が披露。とにかくミンゴスが自分の担当箇所以外でも口を動かしていたのが、本人の思いを表しているようで印象的でした。

アライアンス・スターダスト ○

 ここで961プロ乱入!茅原実里さん、高橋李依さんの現場はこれが初めてでしたが、楽曲の雰囲気に負けないパワーを放ってました。961フェス、やれ。

2.5. 第4ブロック

レッド・ソール ○

 リアル知り合いに「デレ10th沖縄配信day2のエバラス大野奨太ではない方)を見ろ」と言われて視聴したときに副産物で知ってしまった化け物楽曲。河瀬さんイケボすぎね?

dans l'obscurite ○

 ようやくきた、Chrono-Lexica。ぼくの担当が揃っているユニットなのに担当がどっちもいない。Chrono-Lexicaはもはや永遠に5人揃わないのではないのだろうか。

純白トロイメライ ○

 ドンロプのあとにアンティーカならなにが来ても当てはまるよな~と思っていたのですが、トロイメライで大正解だったなと思ってます。生歌の「選んだよ」がここまで熱のこもった台詞になるなんて。あと、火柱が熱い。

途中でしきくんと藍原さんが投入。次で塔が建つかな、と思ったら案の定。

デーデーデーデーデー

バベル ○

 手を繋ぐところを目の前で見れた。シーズはつなげなかったところがまた良かった。

ここまではゲストがリレー形式で次の曲を歌っていたので、Oh My Godに備えてましたが・・・

Fly and Fly ○

 そっちか!!クリパ以来でしたが、この二人も進化が止まらない。個人的に、メインステージで見れた中では、一番ダンスが激しく、ノッている楽曲でした。山根さん、確か舞台もやってたはずなんだけどどこでこんな練習してたの・・・?

 

そしてここでゲストがZweiglanzの二人だったので、リレーもここまで。んじゃ次はなんだ・・・?トロッk

オバマスのイントロ「♪~」

ぼく「あああああああああああ!?!?!?!?!」

オーバーマスター ○

 登壇したメンバーで察しました。持ち歌がチョメチョメされてしまったThreat Signに用意された計画B。なんかやべえのをひっさげてきたぞ。ただでさえぶち上がっていたのに、「これでさらにオリメンが出てきたら絶頂」と逝く寸前でした。そして、1番が終わり、センターステージに上がってきた人が着ていたのはフレッシュグリーンライトブルーの衣装。

ぼく「きたああああああああああ!!!!!!!!!!」

プロジェクト・フェアリーの二人はさすがの貫禄。15年くらいこの楽曲をやってるだけあります。はらみーがいれば完璧だった。ただ、次こそはDEMOLISHを歌う3人をみたい。

Raise the Flag ○

 F-LAGSがRtFをやるやろハナホジなんて言われてたのをSideM全員でやってきた。ミリ9thでは開演前に流す→ラスサビで音量を上げて会場の雰囲気を作る役割を担ってましたが、やっぱ爆音で聴くこの曲は最高。歌詞的にもぴったり。原曲も聴いてね。

2.6. 最終ブロック

 まだイルミネも4ラグも花火団も控えてるってマジ?やべえことになるぞ。

Yes! Party Time!! △

 もはや容赦することを知らない。ここまでのセトリを踏まえても、死体蹴りとそんなに変わらない。

Happy Funny Lucky ○

 これをもって、個人的イルミネ三大名曲の現地回収を完了しました。ありがとうございました。

Bet your intuition! ×

 完全初見。社長の「さあ次は、お前のターンだ」に度肝を抜かれました。音源化しません?

ここで4ラグがメイクアップ・ファビュラス!を着用していたので、昨日の流れに従えば4ラグがもう1回出てきて、トリが花火団になります。

Sweet♡Step ○

 シャニ版ショコラブといったところか。でもSideMが何の違和感もなく歌い上げます。かっこいいもかわいいもいけるSideM、マジでなんなん・・・?

 

ぼく「かわええ^^~~・・・そろそろ4ラg」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デデッデデッデデッデデッデッデッ デッデッデッ

ぼく「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

MOON NIGHTのせいにして ○

 ついに、きてしまった。満を持して投入された、SideMの最終兵器。ステージには菊池真率いるイケメン軍団。

 そして・・・

 

「「「「「おいで!!!!!」」」」」

・・・もはやなにも言い残すことはない。かっこよすぎる。嫁にしてくれ。

花ざかりWeekend✿ ○

 ムンナイのあとに花ざかりなんて豪華リレーが実現してしまった。ミリ9thでやったのはリミックスだったので、原曲を聴くのはこれが初。いやあ、いいねえ。

待ち受けプリンス ○

 だから死体蹴りだっつってんだろ。ここまできて伊織に嘘つきなんて言われたら精神を破壊するのに十分。語彙力をなくしました。

咲くは浮世の君花火 ○

 ミリがユニットのトリを任せてもらえるとは・・・(恍惚)。これもミリ9thではリミックスだったので、原曲は初回収。全力「ファイヤーフラワー!!!!」コール、気持ちよすぎだろ。

 

そしてこれで終わりかあ・・・と思ってたら・・・

Destiny ○

 泣いた。ここでDestinyかよ。AS全員揃って持ち歌やらないのかな・・・と思ってましたが、この選曲は百点満点の回答でした。アイマス、そしてASはこれからも進み続けるという意思表示に感じました。これからもついていくぜ。間奏で円に動いてるの、あまりにも自然すぎて、ミンゴスがなんて発案したのかすごく気になってます。

CRYST@LOUD ○

 前日よりは揃ってたように思う。

2.7. アンコール

 今日のライブは、最高傑作、でしたよね?

M@STERPIECE

 詳細は下記記事参照。やっと、やっと現地で聞けた。完全に成仏。

noarup.hatenablog.com

3. 全体をとおして

バネPがムビマスのクライマックスで放ったこの台詞がすべてです。

俺は忘れないからな。2日間のこのステージを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、お気持ち表明(運営への部分はアンケートにも書いた)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(運営へ)

・ユニット曲をスターリー・フューチャーで披露することになったTPと花火団は何のためにユニット衣装を着ていたのか。特にデレの皆様はこれが初ユニット衣装。どうにかならなかったのか。

・もうちょっとブランド間のバランス取れない?(SideM4連続とかミリ3連続とかがあって、偏っていた感が否めない)

・ゆっけさんとあつひめさんしかいなかったのにクロノレキシカ?(当初。この二人、ジェリポでも一緒だった。)

・地方民に優しくしてくれ。(土日で開演時間一緒だとつらい。)

(以下、運営外)

・秀和、お前絶対許さん。

・初ぴらみ砲だったのに周りがすぐフーフーし始めて1発目しか聞き取れなかった。早漏か?

(以下、超個人的要望)

・円盤をはよ出せ!!!!(切実、アーカイブロスになっている)

・次のMOIWはまだか!!!!!

・てかハッチポッチ2をやれ!!!!!

 

ま、自分は始まる前に「マスピさえやればあとはどうでもええわ!ガハハ」って言い聞かせてたのでヨシ!としておきます。

では。

*1:これがミリ9thに続いて2度目の現地回収。2度ともオリメン不在。

とある楽曲の亡霊が成仏した話

のあるです。

MOIW2023おつかれさまでした!!!!!!!!!!!!!

あまりにも最高すぎて余韻に浸っていたところ、連番者から、

「ブログを書け、書かないとお前のことを保科広一って呼ぶぞ」

と脅されたので渋々書いてます。よければお付き合いください。

1. のあると「あの楽曲」の出会い

 2020年にPデビューしたのあるくん。最初はミリシタだけをゆるくやっていましたが、この年は記念すべきアイマス15周年となる記念すべき年だったため、越境で様々な配信施策がありました。その中でも特に、7/25・26に実施された「だいたい15時間生配信」*1がミリオンライブだけでなく他ブランドにも興味を示すきっかけになっていました。

 諸事情で配信を通しで見れず、アニマスも未履修だったのでライブだけ見るかとなっていました。その中で特に、7/25の夜に配信されたMOIW2014 day2で「なんだこれ・・・(感動)」となったのが765PRO ALLSTARSの「あの楽曲」。初見で感動してしまいました。

 その後、アニマスとムビマスを通しで履修し、「実質ミリオンライブじゃねぇーか!」などと思いながらも「それ」を披露するシーンで号泣。2014年までの9年間、コンテンツを支持し続けた先輩の方々は当時劇場でどういう思いで見ていたのか・・・なんて思ってました。そして、いつかこれを現地で浴びたい、SSA猫屋敷西武ドームみたいな光景の一員になりたい、という思いが熟成されていきました。

2. 1stチャレンジ アニサマ2021 Day1

 Pになってから初めての765AS出演ライブがアニサマでした。この時期は余裕があるし、有休を入れていったるわと思っていたら・・・

 人事課「お前、8/27に研修な」

 ぼく「しー○!○ね!く○ーばれ!」

無残に散り、研修が終わってセトリを確認すると・・・

はあ??????????

非常に凶悪すぎる。そして、締めくくったのが、あの曲。

1敗目を喫しました。

3. 2ndチャレンジ Sunrich Colorful

 11ヶ月が過ぎ、2度目のチャンスが訪れます。765ASが全員揃い、初星以来4年ぶりの単独ライブ。ここでバンナムはなにをとち狂ったのか、幕張イベントホールとかいうどう考えても絶望的なキャパの箱を用意してきました。単日拾えれば良しみたいなもんです。結局day1はアソプレで確保できたものの、day2は見切れも含めて全敗。ミリシタ周年イベの合間を縫って参加して結果、day1は最後まであの曲をやらず。これで明日だけやったら荒れるぞ、と思ってday2の配信をみてたら・・・アンコールの1曲目(全体23曲目)が…

 2敗目。怒りと呆れと悲しみのあまり、この日をもってプレイリストから消えました。もはやそんな楽曲は存在しない。これ以降、現地全通至上主義厄介、そしてこの楽曲の亡霊と化すことに。なにわろてんねんのことは生涯許さない。

4. 3rdチャレンジ MOIW2023

 幕張の屈辱から約2週間。アイマス17周年生配信で、5ブランド合同ライブの実施が発表されました。2023年2月に、東京ドームで。商魂こめて~

 単独ドームはデレがいっぱいやってますし、合同も西武ドームで開催済みでした。しかし、間違いなく過去最大級の会場となる東京ドームでのアイマス単独開催は初。ミリオンライブの声優が他ブランドの楽曲を歌う、いや他ブランドの強い楽曲を一通り聴けるのではないかと考え、即参加を決断。このときはまだあの曲のことなんて考えてもいませんでした。

 でもそれを変えたのが11月のオケマス。day1は仕事の関係で行けず、day2だけ幕張へ。あの因縁の会場で「ふかふかの椅子気持ち良いンゴ~^^」ってなりながら聞き入っていると、最後の最後に、あの楽曲が…

 ふといろんな感情がこみ上げてきて思わず泣いてました。それと同時に、「ぼくはやっぱり、これを歌唱込みで現地で聴きたい」と再確認することになります。亡霊極めてる。

そして迎えたMOIW2023。

 day1 開幕声出し一発目で7月に逃した歌マスを回収し、Reason!!やらDye the sky.やら流れ星キセキやらでボコボコにされたところで襲いかかってきたのが…

アイ MUST GO!

 いやそっちかい!って思いました。あの衣装なら絶対「何度でも笑おう(以下なにわろてんねん)」やろなあと思ってたので。

 この時点で、客観的に考えたらかなり望み薄となります。なにわろてんねんで本来15周年のときにやりたかったことを締めくくるか、IDOL POWER RAINBOWで合同の原点に戻るかできれいに纏まりそうだなというのが大方の意見でした。

 そしてday2へ。

 先に言いますが、とんでもない神席を引いてました。メインステージ中央実質最前、真横には花道。day1もセンステの演者の顔を判別できるくらいのアリーナ席でした。今までのカス席の嵐は全てこのためだったのかとさえ思えるほどの神引き。諸事情で不良債権になりかけていたこの席を引き取ってくれた連番者には感謝しかない。そんな状況で襲いかかってきたのが…

太陽キッス!RtF!!ムンナイ!!!花盛り!!!!君花火!!!!!

 オレらを殺しにかかったセトリで瀕死になったまま、アンコールへ。どうせなにわろてんねんやろなあと思ってたのでMCを聞き流してました。

中村先生「元気になる曲を持ってきました!」

ぼく(なにわろてんねんやろなあ)

中村先生「知ってるでしょ?」

ぼく(はいはい、なにわろてんねんやろなあ)

中村先生「んじゃあヒント!」

ぼく(なんどでも笑うんやろなあ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中村先生「今日のライブは…最高け

ぼく「…エッ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中村先生がヒントを言い終える前に他の違法楽曲とは明らかに違う声が漏れました。アイマス、それは全ブランド合計で1000以上の楽曲を擁するモンスターコンテンツ。その中でも、中村先生の出したヒント「最高傑作」に該当する楽曲はたった一つしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中村先生「せーの!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初めて聞いてから2年以上。幕張の屈辱から7ヶ月。過去の現地回収のチャンスを逃し続け、もはや無理なのではと思っていたあの楽曲の披露。東京ドームという地で、ついに、そのときが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出演者「M@STERPIECE

youtu.be

 イントロの瞬間は覚えてません。呪縛から解き放たれた喜びでなにか叫んでいたのかもしれません。なんならまともに前も見れず腕で目を拭いてました。でもみんなでうたおうって言ってるんですよ。待ちわびたこの瞬間、声出しが解禁されて、目の前には50人以上の出演者。目の前の光景はほぼ円盤に収録されない、文字通りの「記憶に焼き付けないといけない」状況。やらなきゃ絶対に後悔する。最初のフッフーの辺りから持ち直します。

 目の前のステージに広がっていたのは、まさにムビマスや過去のMOIWで繰り広げられていた光景。3年経らずのひよっこが言うのもおかしいかもしれません。けど、最初に述べたとおり、アイマスライブでの最大の夢が「現地でマスピを回収すること」でした。それを初めて願ったときからいろんなことがありましたが、それをようやく達成できた。本当に、行けて良かった。あの神席でこれを味わえて、本当に良かった。

5. 最後に

 共に幕張の屈辱を味わい、今回の喜びを分かち合えた仙台の某オタクへ。そして、この亡霊の恨み辛み、成仏した後の感動を最後まで受け止めてくれた連番者へ、最高の感謝を。

 そして今、新たな夢があります。

 オリメンの成長ChuLOVER!!を現地で見るまで死ねん!

 これからも、のあるのP生活は、止まらない。

のあるとミリシタの1026日

のあるです。

ミリオン9thライブ、良かったですよね!!!!

あんゆりコーナーしか勝たん!!!!!!!!!!!!!!!

そしてミリオンライブも10周年目前!!!!!!!!!!!!!!

今週末はMOIW2023!!!!!!!!!!!!

 

・・・と、いう時期にこんな中途半端な日数のタイトルでなにを語りたいかって?

読めばわかるよ(知らんけど)。

※自分語り満載です。苦手な方はご注意。

 

 

1. のあるがミリシタを始めた日

 ツイッターでは飽きるくらい(?)言ってますが、僕がミリシタを始めた日は2020年4月19日です。あの伝説のプラチナスターツアー「クルリウタ」*1が始まった日です。

 この日はミリシタが2017年6月29日にリリースされてから1026日目です。

 そして今日、2023年2月8日は、2020年4月19日から1026日目となります。

 僕がミリシタをやっていなかった期間とミリシタをやっている期間がついに並ぶときがきたのです。思えば昨年、ミリシタの稼働日数がグリマスを追い抜いたことで古参の皆様方が感慨深くツイートしておられましたが、僕にとってのそれがこの「1026日」という数字になります。

 ここで、一介の新参Pのここまでの歩みを振り返ってみたいと思います。

2. そもそもなんで始めたの?(~0日目まで)

 もともと(今もだけど)スポーツ観戦が大好きで、応援するチームのために日本全国へ遠征するようなフッ軽の民でした。

 そんな僕の日常を奪ったのがあの忌まわしき567プロ。

 遠征とスポーツ観戦という生きがいを失ったのあるは、インドアでも楽しめる趣味を探し、ひとまずアニメを漁るようになりました。そして、前年に放送された伝説のラブコメ「五等分の花嫁」をみた結果、一人の女性声優の存在を知ります。

stylecube.jp

あぁ^^~~~~~~~~~

 そしてそこそこオタクな友人に「みっくかわええ~~~~」とかLINEしてた結果、運命の一言が放たれます。

アイマスのミリオン、おすすめだよ」

おまえがそれを言ってしまったので一人の純粋な一般人がミリオンの沼にはまってしまいました。

おまえのせいです。

あ~あ

3. ルミエール・パピヨン

※これ以降、ミリシタ周年を基準に章分けしていきます。

3.1. 運命のリセマラ、そしてクルリウタ(1日目~8日目)

 とりあえずみっくの担当しているキャラ(七尾百合子に対する当時の僕の認識)を引いて始めるか・・・と軽い気持ちで入れてリセマラを始めますが、当時の恒常百合子はこれ1枚のみ。

mltd.matsurihi.me

 リセマラで引き当てる確率なんてたかがしれてます。おとなしく、SSRを2枚引いたら始めるか、となりました。

 ここで当時開催されていたガシャを振り返ってみましょう。

杏奈ちゃん ああ杏奈ちゃん 杏奈ちゃん

 ・・・とはなりません。

 それもそのはず、当時はキャラも声優もほとんど知らない(一覧を見ても伊藤美来さん以外では雨宮天さんが辛うじて出てくるくらい)、そんな状態なんですから。でも運良く、ピックアップされていたカードをお迎えすることに成功します。

 これが僕のもう一人の担当、望月杏奈との出会いでした。

 そしてこのまま、右も左もわからぬままにクルリウタが始まります。音ゲーなんてほとんどやったことがなかった、レベルアップで元気が無限に回復した、時間が有り余っていたなどの理由により、今振り返れば狂気の2M*2・4M*3ライブ走り*4ということをやってました。結局、初イベントは61,391ポイント、7,189位でSR*5入賞。いろいろおかしい。

ハイスコア?417,165で96,116位だったよ。

3.2. Big バルーン◎~手作りのThank You!(9日目~36日目)

 「30000ポイントで報酬カードもらえるんか、これならなんとかなりそうやな」とか思いながらやっていると、2周年イベント「UNION-@IR!!!」のカードがもらえることに気づき、とりあえず七尾百合子を入手。なんか書かれてるなって適当にやってたらSSRになりました。「衣装の色が変わった!?*6」なんて驚いてるのもつかの間、今度はすぐさま次のイベント「Bigバルーン◎」がスタート。ツアーとシアターの違いもわかっておらず、説明も読まないまま流れでプレイ(文字を読まないミリPとしての性質を既に発揮していたらしい)。

「この楽曲黄色い*7ねぇ・・・」

「黄色のアイドルでも入れるか・・・」

millionlive-theaterdays.idolmaster-official.jp

・・・かわいい(バタリ)

「中の人ってどんな人なんだろう・・・」

www.sonymusic.co.jp

(o・∇・o) モチョダヨー

 ・・・気になったアイドルに対してこういったことをやってました。その流れでコミュを読み、ふれあいをし、・・・ってやってると、とあることに気づきます。

「・・・七尾百合子、ひたむきだな・・・」

「・・・望月杏奈に感情移入してしまう・・・」

 こうして、あんゆり担当Pとなったことを自覚してしまったのです。

 めでたしめでたし。

 

 ・・・それから数日後。

 567プロによって中止となった7thライブの代替企画MILLIONSTARS特別生配信 ~手作りのThank You!~」が行われます。

このイベントについては下記記事参照

dic.nicovideo.jp

 このときの自分の状態を整理します。

・まだキャストが誰を担当しているのか、また顔と名前が一致しない(阿部里果*8さんをさんと聞き間違えた)

・メインコミュを2割(当時)くらいしか解放していない(知らない楽曲が多すぎる)

・ミリシタ感謝祭2019~2020でなにがあったのかを知らない(チュパァ・・・

 たぶん先輩Pの皆様方と比べるとこの配信へのモチベーションは小さく、どちらかというと暇つぶしにみるか、程度の認識でした(特にday1が顕著。担当がどっちもday2だったので・・・)。ライブシーンを見てても「はえ~こんな感じなんやね」「この楽曲を解放できるのはまだまだ先やなあ・・・」ってなって、大したリアクションもできず。「飽きてきたな、そろそろ消すか・・・」となりかけつつもなんとか耐えて見続けたところ・・・

「あの」事件が起こります。

youtu.be

「チュパチュパ」

ぼく「・・・は???????????」

 ぼくは悪い夢でも見ているのだろうか。七尾百合子がなんか変な光景をバックに踊っている・・・???しかしこれは紛れもなく現実・・・運営は頭が狂ったのか・・・???

 これがお前らと運営の所業*9だということに気づいたのはもう少し先のお話。

 そしてday2では見事に限界化。待ちわびた二人の担当アイドル(と歌って踊るみくなん)がめちゃくちゃかわいく見えました。アニメ化も発表されてうおおおおおとなったものの、まさか発表から3年経っても未だに放送されないなんて当時は思ってもなかったよ。

3.3. 絶対的Performer~Special Wonderful Smile(37日目~71日目)

 インストールしてから初めての恒常セレチケ販売がこの時期でした。

ぼく「セレチケってなに?」

沼に突き落としたやつ「好きなSSRを1枚もらえるで」

ぼく「七尾百合子さんも?」

やつ「せやで」

ピコーン(クレカから入金する音)

 ようこそ。

 そして、この期間で、沼に完全に浸かりきる決定的な出来事が起こります。

ミリシタ3周年カウントダウン特別企画 ミリオン1st~5thLIVE一挙放送!!!

Q.なにこれ?

A.1stライブ~5thライブまで全部放送するよ

dic.nicovideo.jp

 見れるものは全部見ました。このときに感じたことは余りにも多くて別の記事にできるレベルなので、簡潔に記します。

・みんなレベル高くね???

・まだ知らない楽曲がこんなにある・・・!(当時の未解放・未実装楽曲で印象に残ったのは夢色トレインおまじない君との明日を願うから

・聖地:日本武道館(この頃になってようやく、Thank You!の歌詞にある「手作りのぶどーかん」がグリマスに由来することを知りました)

 他にもいろいろありますが、一番大きかったのはこれ。

・声優さんの顔と名前、そして担当キャラを覚えられたこと

 リアルを推すとより楽しめるのがこのコンテンツ。どんな人なのか、どんな奇天烈エピソードをもってるのか知ってるだけで楽しみの幅がグンと増えました。そしていつか現地ライブに行きたい、歌っている担当の姿を見たい、そんな思いが芽生えていきました。

 ・・・そんなこんなでミリシタ上の2周年期間も終了し、3周年へと突入していきます。ちなみに、始めてからここまでで期間中に獲得したイベント称号は下記の通り。

 ・・・一つ欠けてるね。

4. インフィニット・スカイ

4.1. 初の周年イベ(72日目~84日目)

 少しずつイベントの形式やスケジュールがわかってきたのあるくん。そんなPに襲いかかってきたのが毎年恒例「周年イベント」。普段のイベントでのランキングとは別に、各アイドル別のランキングがあって、1000位以内に入ると称号をもらえます。漠然と「百合子の1000位称号があれば思い出になるなあ・・・」と思ってイベントを始めます。

 あまりにも初心者だったので、ツイッターを駆使していかに石を節約してポイントを稼ぐか検索したり、おすすめ楽曲はこれがいいよとかいうのをみながらやっていました。

みて!一人のまったり勢がマイペースにイベランしてるよ!かわいいね!

 ・・・最終的に84万ポイントで七尾百合子ランキング389位。このときの率直な体感として、「めっちゃやったな」と思ってました。そして、「これ以上はきついな」とも・・・ 100傑のエンドロールをみて、「この人たちすごすぎない?」ってなりながら初の周年イベントを終えました。

 さて、前述のライブ一挙配信でたくさんの楽曲があることに気づいた僕は、ついにある決断を下します。

「楽曲の音源を集めよう」

 まあ軽い気持ちでしたね。実際にCD屋に行くとその量の多さに圧倒されました。しかも他ブランドも含めるともっとあるわけですから。取り急ぎ、LTPシリーズ*10とMSシリーズ*11など、CD1枚に入っている楽曲の多いシリーズから借りていきました。都合があって5thの配信を見ることができなかったので、完全に知らない楽曲も多く、一日中聞き込んでしまったのを覚えてます。

 僕の一番好きな楽曲「地球儀にない国」との出会いもここでした。詳細は下記記事へ。

noarup.hatenablog.com

 3ヶ月近くかけて借りられるものはすべて借り、MTW10以降に発売されたCDはすべて購入するように。おかげさまで、イントロの瞬間に楽曲を察して叫べるくらいにはなりました。9thのday2なんてユニット曲で全部悲鳴をあげてしまった。

 ・・・手を出してしまったが後悔はしていない。

4.2. 虚無期(85日目~167日目)

 567プロの猛威は収まることを知らず、リアルイベントなし、目新しい施策もなにもない(チューンが初開催されたけどこの時点では「へえ」で終わり)、なんかイベントが始まったら叩く、自然回復でライブ走法をやって3万~4万乙で終わり、みたいなのを5イベくらいやってました。

 正直、ここでよくやめなかったなと思ってます。自分でも理由はよくわかってません。オペラセリアも当時は全く刺さらず(今はアシュリーのParade d'amourに性癖を破壊されてます。ちなみに推しはハーヴェイ君です。)。「あ!聞いたことある楽曲だ!」ってなったイベ曲はリトトリが初。だがTIntMe!を含めてもそこまでやらず。このままずるずる行くのかなと思っていたところ、次のイベントが転機となります。

4.3. ラウンジ所属(168日目~226日目)

 2020年10月上旬のイベントは「Persona Voice」。LTDシリーズの中でも個人的5曲の中に入るくらいに聞いていて好きな楽曲でした。イベント開始からしばらくして、この好きな楽曲の虹色の称号*12がほしいなあと思い始めるのと同時に、ラウンジってどんなところなんだろうという興味がわいてきました。

 既にイベントが始まっていたので募集を締め切っているところが大半(当たり前)でしたが、まだ募集しているところにリプライを送ります。それがゲム恋まで定住していた「Atelier」に入ったきっかけでした。

メンバーの称号をみて一言

「・・・TOP100ランキング・・・???」

 当時の自分にとって人智を超えた何かであった「ドル別100傑*13」「TPR」称号の保持者がゴロゴロいたのです。こんなところにいて良いのか、とも思いながらプラチナランカーの取り方をググり、前半戦チケット300枚→Sentimental Venus、後半戦イベ曲4倍消費という定石をようやく学習。周年を除くと当時の自己最高である15万ポイントを稼ぎ、無事PR入り。

 以降、GR→PR→GRと取っていきました。ラウンジノルマの5万、ラウンジ目標のPL維持という新たな走りがいをみつけた瞬間でした。改めて、迎え入れていただいた皆様、本当にありがとうございました。

4.4. 初の担当イベ、そして定住ラウンジのTPL(227日目~258日目)

 さてデレステとのコラボイベントも終わって、下旬のミリラジ。いつもだったらこの辺で次のシアターイベが発表されるので、なにが来るんだろうと待っていたところ・・・

youtu.be

ぼく「杏奈ちゃん!?!?!?!?

 ついに来てしまいました。担当歌唱イベントが。

 やれるだけやりたいなあと思った結果、なにをとち狂ったのか初めての傭兵に出てしまいます。行き先はあんゆりしずかなゆりせりラウンジとしておなじみ「ビビッと!プロローグ」さん。このあとも5周年イベとシャインライトイベで傭兵に行くことになりますが、それはまた後のお話。ここで自身最高(当時)となる32万ポイントを稼ぎ、自身初の3桁PRを獲得。カレーの譜面疲れるねん。そしてラウンジ内20位*14から漏れる。そらそうよ。

 

 自分でそこそこやってみて、改めてTPRの高い壁を認識しました。当時はまだレベルが200台と最大元気も少ない*15ので、やろうとすると莫大な石が必要となります。いつか取れたら良いな・・・上位勢すごいな・・・と思いながら初の担当イベを終えました。

 あてりえに戻ると息もつかぬまま、次はラウンジの担当イベント(ではないはずだがなんかそんな扱いになっているうみみイベ)であるミリ女。「へえ、グリマスにこんなのがあったのか」なんて昔話を学習しながら、圧倒的に石を吸われるテール(これが初開催)でなんとか3桁に行き、ラウンジもTPLを獲得。やったね。そんなこんなでやりがいを感じながら2020年が終わり、2021年へと向かいます。

4.5. 謎の空白、君彩、そして副業へ(259日目~347日目)

愛の旋律?そんなものは存在しない。新年百合子?天井したよ。

 ミリシタ感謝祭2020~2021 ONLINEが開催され、「今年は変な選択肢入れるなよ・・・」って思いながら見ていき、ああ今回は平和に終わりそうだとなってから流れてきたのが、あのMTW屈指の名曲「ReTale」。残念ながら4月からの副業デビューを控えており、あまりイベランはできませんでしたが、堅実に4桁順位は維持できました。イベント1ヶ月前に担当があんな楽曲を歌っていたら即座に準備を始めたに違いない。

 また、この期間でついに初のアイマスライブ現地参加を果たします。

めっちゃ楽しかった!

シャニ2nd放クラの伝説のMC!

 ・・・あれ?

 なお、その次の日はみっくライブ。Good songは全人類に聞いてほしい。それまで伊藤美来さんの実在性は半信半疑だった。

4.6. 突然の創造(348日目~398日目)

 なんか突然格ゲー*16が始まったのを確認してから学生生活最後の眠りにつき、ついに副業デビュー。前週のミリラジで何も発表がなかったため、次の日からのイベントが開始24時間前に発表されることが確定していました。午前中は「こないだ杏奈ちゃんイベがきたし、百合子も上位2周きてるから担当案件はないだろう」と高をくくっておりました。入社式を終えて結局何が来るのか確認すると・・・

はあ???????????

 よりによってグリマス時代の投票イベントで唯一未実装だった「創造は始まりの風を連れて」がまさか副業開始直後にいきなり来るとは・・・しかも物語上の配役、そしてキービジュの構図的にどうみても上位百合子。担当上位ならPRを漏らすわけにはいかない、だがやる時間はあるのか・・・?などと研修中ずっと考えてました。

   

 結局なんとかなりました。ボーダーが緩くて助かった。

 その数日後にPデビューから1年が経過。暗黒期と言われながらも、なんだかんだ続けられました。こっからミリオンライブは加速していきます。

4.7. 待ちに待った7thRe、そして最凶のシアターイベ(399日目~436日目)

 創造イベから約1ヶ月後、ついに自分がミリシタを始めてから初めての有観客ライブとなる7thライブが実施されます。会場が会場*17だったこと、副業1年目のため休めるか微妙だったことなどから現地参戦を断念し、両日配信参加。前年の一挙配信、感謝祭に続きまたも配信になってしまったのが残念すぎたので、いつか現地に行くんだと思いながら自宅でペンラをめちゃくちゃ振って、近所迷惑にならない程度にコール*18を入れて・・・ってやってました。これは配信組の特権ですね。このときにまたもややってしまったオリメングロスト、オリメン成長chuを見るまでは死ねない。

 いいライブだったなあ、あんゆり役みくなんも良かったなあって余韻に浸っていると、day2アンコール前の業務連絡で突然ギターの音と共に・・・

youtu.be

 ついに、きてしまった。琴葉のいる、完全体スコーピオが。

 当然あてりえもGR以下はラウメンを入れ替えるなど、本気でTPLを狙いにいきました。ぼくは仕事のスケジュールがだいたいわかってPR程度ならやれそうだったので、30万ポイント積めました。ただ、PRボーダーが伸びてきて思ったよりしんどかったけど(現時点でも3周年イベ以降ではPRボーダーの一番高いイベントです)。TPR?歴代最高ポイントを大幅に更新したよ。LTF、そして4thを経て、みんな待ってたんだなあと改めて感じました。20万くらいやろと予想してましたが、見通しが甘かったのは否めない。

 次のテールの花びらメモリーズは10万でフィニッシュ。リフキスのしわ寄せがいきました()。

 これでミリシタ3周年も終了し、4周年へと突入していきます。

 期間中の実績は以下の通り。

 ・・・今回は二つも一つ足りないね。

5. ドリーム・プレリュード

5.1. 4周年イベ(437日目~449日目)

 前年の経験で周年イベがどんなもんかわかっていたので、職場の状況と照らし合わせて、今年も担当1000位でいいやとまったりジョギング。ただいつかは担当100傑を取りたい、そんな思いもありました。

 でもそれ以上に大きかったのが、4周年イベ中に実装・予告された以下の3つ。

・新シリーズ「MILLION THE@TER SEASON(以下、MTS)」の開始

・セカンドヘアスタイルガシャの実施

・次のチューンはTomorrow Program

 MTSはアイドルが4つのスートに分かれて全国各地をツアーで巡る企画ですが、ふだん見ない絡みも見れるし、楽曲も良いし、全曲歌い分け対応だし、テールの劇中劇も予測不能だし、なにしろおでかけコミュが本当に良い。きっとあなたのご近所にもきているはず。

・・・関東民???知らないですねえ

 セカンドヘアスタイルは、長い間待ち望まれていた髪型変更をかなえてくれたスコアタ環境をぶっ壊した*19画期的なカード。髪型が変わるだけでこんなにも印象が変わるんかとなりました。

 SHS七尾百合子の顔はエッチすぎる。

 ツインテール杏奈ちゃんはいいぞ。

 百合子の実装が無料10連期間中だったため、お財布にも優しかった。杏奈ちゃん?50000個以上吸われたよ。

 Tomorrow Programの発表は正直予想してませんでした。順当に行けば8月上旬のイベントでしたが、この段階で発表されるとは。しかも担当MTG。そら良い感じにやりたくなります。

 今後の展開が非常に楽しみになる、そんな周年イベント期間でした。

 無事七尾百合子ランキングの1000位は確保しました。

5.2. BRIGHT DIAMOND(450日目~531日目)

 さっそく、MTSの最初のスートである「BRIGHT DIAMOND」の南エリアのツアーがはじまりました。詳細はぜひコミュを見てもらいたいのですが、まず楽曲がどれも良い。かっこよさ全開の「DIAMOND JOKER」、超絶に明るい失恋ソング「真夏のダイヤ」、月兎隊の世界観をうまく落とし込んだ「シークレットジュエル 魅惑の金剛石」、そして極めつけの「ダイヤモンド・クラリティ」。もうイントロの時点で勝ち。これらはユニットの立ち位置を変えるだけで全く違う歌い方に変化します。イベント期間中はスコアタ編成・ファン活編成にしてもイベント歌唱メンバーでMVを見れるから非常に助かりました。ぜひ常設してほしい。キャラから違う声が出てくるのに耐えられない。あとトレジャーは普通にやるのもしんどい。

 期間中にTomorrow Programのイベントも実施され、こちらでは自己最高順位(当時)をマークすることができました。夏休み万歳。バケーションバケーション、日本語で休暇。

 あんゆりがMTSでいつ出てくるのか、どんな楽曲を歌うのか、わくわくしながらダイヤ期間を終えました。

 リアルの方ではアニサマに初参戦。ASの出演する初日は副業で潰され、シャニは567プロの横やりで急遽欠席。みっくやトラセ(これが初現場)を拝めたものの、若干のモヤモヤが残ったのでした。これが翌年の伏線になるとは当時は思いもしなかった。

5.3. 初のリリイベ!(532日目~582日目)

 最後のMTWのツアーとなる深紅のパシオン、ミリシタ史上初のフル音源が実装されたスポ食、感謝祭でようやくオリメンで披露されたEmergence Vibe などのつなぎのイベントを経て、2つめのスートとなるクローバーの期間となります。

  そのクローバーの最初のイベントである「産声とクラブ」の期間中である2021年11月21日、ついにのあるくんは初めてのミリオンライブのリアルイベントに参加します。

 当日の感想と言えばこれ(とタンバリン)につきる。

 CDを買って聞き込んだ楽曲の生歌唱を聴けて、初披露の場に立ち会えたというのがなによりもうれしかった。これ以降、初披露というのにこだわってリリイベは午前の部だけに申しこむようになりました。なお、イープラスくんがぼくに後方の座席しか用意しない伝説はここから始まった(真ん中より前を自引きしたことはありません。マジで。きっと操作されているに違いない。そろそろ🏠🐯入れるぞ。)

5.4. CLEVER CLOVER(532日目~654日目)

 正直、この辺に至るまでは推しチームの降格、Bクラス確定、副業が忙しくなってくるなどの理由でなかなかぐだぐだなプレイでした。ほぼ1年ぶりのBRを記録してしまったのは最たる例かもしれません。どっちかというとイベランよりもじっくりとコミュを読んで理解するのに専念していた記憶があります。コンテンポラリーダンスとはなんぞや?みたいになったり、Clover's CryのMVでクルリウタ案件だ!ってなってしまったり・・・

(本音を言うと、残業が続いたせいでミリシタへのモチベがなくなりかけてました。それがどうしてこうなってしまったのか。)

 ミリシタがぐだる一方で、残業でやられたメンタルを救ってくれたのがリアルイベント。感謝祭*20はご用意されませんでしたが、幸運にもクルリウタのリリイベがご用意されたので、シャニのクリパ*21と合わせて参加してきました。(リリイベは全部松戸でやれ委員会)

 これはあんゆり。あんゆりはいいぞ。あんゆりしか勝たん。

 最初に書いたとおり、投票イベには参加しておりませんが、クルリウタにはかなりの思い入れがあります。TCのなかで一つだけ実装が遅れた経緯もCDを収集し始めたころに知りました。それに臨んだキャストの皆様のこの企画にかける思いを生で聞くことができたのは本当に良かったです。なお、TC以来の投票イベであるミリオンキャスティングという企画が現在進行形で進んでおります。もちろんあんゆりの両方に役を取ってほしいという思いはありますが、誰が役を勝ち取っても最高のドラマと楽曲になるはず。それだけは胸に刻んでおきたい。

 なお、同日に参加したシャニのクリパでは・・・

 なにがあったかは各自で調べて、どうぞ。

5.5. 8thライブ!そして・・・(655日目~699日目)

  いよいよきました。アソビストアに課金をしていたのはこのためと言っても過言ではない、ミリオンライブの周年ライブ。最速でDay2、二次先行でDay1を確保できたため、両日参戦が確定。7thのときに行けなかったことを後悔しつづけ7ヶ月。初の周年ライブ現地参戦にモチベが高まり続けます。

 そんな中、実施されたのが・・・

・・・杏奈ちゃん!?

 2021年には一切なかった杏奈歌唱イベがこのタイミングで・・・しかもミリシタを始めて約2年、初の担当歌唱の完全新曲にもなります。PR以上しか選択肢はありませんでした。

 シャムロに続きPR。残業が続いている状況下ではこれくらいが精一杯でした。なおTPRは150時間イベなのに255万などというリフキスも真っ青な数字になりました。嘘だろ。

 そして、いよいよ武蔵野の森へ。

 MTW楽曲の全披露というノルマ、声出し禁止という制約はありましたが、担当がステージで歌って踊っているところを見れる。初現地ということもあり、大満足でした。持ち歌2曲やってどっちも歌わせなかったことだけを除けば。中の人にお気持ちさせてんじゃねえよ。*22

 JUNGOを観察できる位置にいたので、こんな報告もしておきました。

 ぴょんさん、ごめんなさい。これ言ってたのころあずでした。まあ、1年後にぴょんさんもやらかすんですけどね。*23

 聖地:武道館で行われる9thも発表され、狭すぎるわボケと愚痴りながらもまた生きていく希望を見いだせました。

 ただ、・・・今だからいえます。モチベが上がった一方で残業は減るどころかもっと増えました。3月までで毎月50→70→80と右肩上がりに増えました。また、上司が二十数年生きてきて出会ってきた人間の中で間違いなく最悪レベルのゴミofゴミ、黒井社長も真っ青になるくらいの野郎だったせいで不眠症も発症し、メンタルがうつ病寸前まで行きました。

 どんな状況かって、これを「職場」で「帰宅準備中」に引いたくらいやばかった。新人がこの状況なのにのんきに帰った上司絶対許さん。

 このどん底から僕のメンタルを救ってくれたのがミリオンライブと言っても過言ではありません。

お昼休み「仕事を忘れたい・・・ミリシタを叩こう・・・」

帰宅後「ご飯・・・オーパスで叩こう・・・」

休日「コミュを読んで忘れよう・・・叩こう・・・」

 プレイスタイルもラウンジノルマのごまんおつ、SR~GRをうろうろしていたそれまでからぶっ壊れました。新年度から転勤してこのクソ上司とおさらばできるのは確定していたので、あと○日の辛抱だ・・・ってなりながら叩いてました。

はい。

5.6. LOVERS HEART(700日目~772日目)

 ハート第一回のミシシラは当然リアタイできず、あとでツイッターを確認しました。

メンバーをみたぼく「・・・あんゆり・・・?????」

 まさか同じスートに担当がそろうとは。鉄板カップリングはバラされがちだったMTSですが、これで全体曲を一緒に歌うのは確定しました。そして先陣を切ったのがLOVE is GAME。我が担当七尾百合子の歌唱曲です。年度末、前述の残業やら引っ越しの準備やらもあって非常に大変でしたが・・・

 なんとかPRを取れました。ラブゲ、良いよねえ・・・

 そして新年度へ。クソみたいなリアルから解放され、新天地へと移動した結果、できあがったのはPR継続健康イベランナーでした。めでたしめでたし。ミシシラやミリラジをリアタイできるだけでこんなに感動できるとは思わなかった。これをここまで読んでくれた学生Pへ:就職先はちゃんと考えよう。

 杏奈ちゃんの歌唱する「CHEER UP! HEARTS UP!」は日程がゴールデンウィークとかぶったのもあり、そこそこ時間を取れました。ここで初の417417調整に成功。

 次イベはトレジャー。あんゆりがそろっていたので、時間の許す限りやろうってなりました。今度は休めなかったのでTPRは諦めましたが。

 このくらいだとオーパスが配布分とあわせてもそこまで消費せずにすみました。やっぱトレジャー曲、良いよね。

・・・このあたりからGRをやっていたころのまったり感が完全に消えます()

5.7. U?U!(773日目~801日目)

 ハート期間が終わり、つなぎのシアター+トラストを経て5周年イベントへといきます。ただ、問題は6月上旬のイベント。ここまでアラファク、リフキスと古参が待ちわびていた楽曲を2年連続で投入されています。なんかやべえのが来そうだなあと思ってミリラジを聴いていたら・・・聞き覚えのあるピコピコ音が・・・

youtu.be

 ・・・きてしまった。あてりえがラウンジを存続させてきた最大の動機が。

 50万ポイント宣言をし、過去最高順位(当時)でフィニッシュ。ラウンジも2位に入れました。TPL時に初めてラウンジ20位以内に入れたので、ようやく少しは貢献できた気がします。バケーションを経ていよいよ5周年イベへ。

 4周年期間の成績は下記の通り。

 ・・・ぶっ壊れた。

6. プラウド・オブ・ステージ

6.1. 5周年イベ(802日目~823日目)

 初めて担当100傑まで走れました。詳細は下記記事参照。

noarup.hatenablog.com

 そしてこのときに総合PRに入れたことから、1月上旬イベまでPRを維持できれば年間PR維持を達成できます。なんとなく続けていたPR継続を明確に維持するモチベがようやく生まれました。

6.2. SHADE OF SPADE(824日目~895日目)

 いよいよMTSの最後を飾るスペードの出番です。(最後とは言ってない)

 なんかいきなりやばそうな楽曲*24がきたなって5周年生配信の時に思いましたが、その流れでなんとなくカレンダーを見るとあることに気がつきます。

・・・スペードトレジャー、時間あるんじゃね???

 日程を計算すると、シルバーウィークの期間にぴったり当てはまりました。今度は石も用意できる。とある喫茶店から直々にDMが届いたのをきっかけに、傭兵先も決定。あとはやるだけでした。

 ・・・クソしんどかった。オーパスが尽きたらMMを自力で叩くしかない。アホみたいに疲れる。周年なんて比ではない。でも「石がないから」「時間がないから」などと言い訳をして今まで敬遠してきたTPRに、よりによって荒れることがわかりきってたトレジャーで初めて挑んだのは良い経験になりました。初TPRが担当のいないイベントになるとは思ってなかったけど。

6.3. 放浪の旅へ(896日目~942日目)

  それまでのイベランや出来事も踏まえて悩んだ末、ESPADAの次に行われたゲム恋イベをもって、2年間定住していたAtelierを脱退し、放浪の旅へと出ました。以降、毎イベ違うラウンジさんへお世話になってPR傭兵を続けてます。誘っていただいたすべてのラウンジさんに感謝。

6.4. MILLION THE@TER SEASON FINAL(943日目~1,026日目)

 関東地方が空白のまま終わるわけねえよなあ!!!!!

 大方の予想通り、最後の企画がはじまりました。各スートから半分ずつがっちゃんこして4つのユニットを作り、ぶどーかんへとつなぐ企画らしい。コミュでみんなが関わってた「アレ」の正体がまだわからないので、現時点では最後にどうなるのか、まだわかりません。このあとどうなるか楽しみですね。

生配信で発表されたメンバーを見ると・・・

ぼく「・・・あんゆり・・・?????」

 ・・・なんでまたそろうんだよ、というツッコミはさておき、2つめのライト「ShineLight」であんゆりイベが確定しました。時期を計算するとワールドカップの決勝が開始時期にあったので深夜までのスタダもいけそう。仕事も問題なし。やるしかねえなと腹をくくりました。

 無事あんゆりイベでTPRを取れましたが・・・TPRってこんなに楽なの?って思いました。ひたすら稼働してオーパスが落ちずに自力でMMを大量に叩かないといけないトレジャーとオーパスが無限に落ちるのでタップさえすればどうにかなるタイムを比較してはいけない(戒め)。ただ、歌唱メンバー以外の8人の口パクはどうにかしてほしかったです。こんな中途半端になるとは。

 そして新年早々に襲ってきたDecidedを終えて、ついに達成しました。

 年間PR継続!現在進行形で維持しております。どうにもならなくなるときまでは続けたい。

 MTSファイナルの最後を飾るFantasticLightイベが今日をもって終わります。そして、ぼくがミリシタをやっていなかった期間とやっている期間が並びました。こっからはやっている期間の方が長くなります。MTSが終わり、どんな展開が待っているのでしょうか。非常に楽しみです。

 ここまでの実績は下記の通り。

 これから10周年イベです。これからも、ミリオンライブと共に。

 6.4.1. 9thライブ!!!!!!!!!(1,001日目、1,002日目)

 リアルでは9thライブへ。タイトル的にMS2お披露目会になるのはほぼ確実でした。裏を返すと、「七尾百合子役伊藤美来さん」と「望月杏奈役夏川椎菜さん」のソロ歌唱を見れる絶好のチャンス。とくに伊藤美来さんの現場にはなんどか行ってましたが、七尾百合子役伊藤美来さんを見るのはこれが初めて。胸が高鳴ります。無事に両日の現地チケを確保し、いざ聖地へ。

 ユニット曲がほぼ全部リミックスというのは正直あまり良い気分がしませんでしたが、過去一のかっこよさだったOverture、ユニット曲の選曲がどれもぶっささる、MTGのオリメン崩し、day2序盤にあった大爆笑のハプニング、総合的には大満足でした。なにより、担当がソロ曲を聖地で歌い上げるところに立ち会えた。もうこれだけでごはん770杯はいける。

 ・・・そして・・・

10thライブツアー開催決定!!!!!!!

 やりました。4年ぶりのツアーです。4公演一気に発表されて発狂の余りずっとUOを振ってました。僕みたいな新規勢、それも一挙配信で沼に浸かり始めたようなオタクにとってAct-1は映像でみた数々の名場面に立ち会えるかもしれないってだけでわくわくします。Act-2では9thで不参加だった皆様のソロを回収できるか楽しみです。Act-1まであと2ヶ月ちょっとですね。

・・・あと2ヶ月!?!?!?!?!?

 あまりにも待ち遠しすぎる。

 ちなみにまだact-3、act-4の概要は日程と会場しかわからないので何も言えませんが、なんとなく「あ、これはガチで期待しかない」って感じたのは数日後にこのnoteをみたことでした(掲載については本人許可済み)。

note.com

 まだ開場すらしてない音楽特化型アリーナを抑えるってやばすぎる。狙うは全通のみ。

7.最後に ~10周年へ向けて~

 まだこのコンテンツを知ってから3年経っていません。最古参の皆様と比べたらまだピヨピヨ鳴いてるようなもんです。でももはや僕にとってミリオンライブは生活の一部。これからもこのコンテンツと一緒に駆け抜けていきたい、そう思ってます。どんな10周年イヤーになるのでしょうか。わくわくとドキドキが止まりません。

 これからも、ミリオンライブは、止まらねえ。

*1:100位ボーダーが当時の過去最高記録を更新したイベント。

*2:2レーンのモード

*3:4レーンのモード

*4:楽曲をプレイしてポイントを稼ぐ走り方。時間も体力もかかるため、上位ランナーはこれらを節約できるお仕事走りを行うのが定石。

*5:5,001位~10,000位

*6:アナザー衣装のこと

*7:Angel属性のこと

*8:真壁瑞希

*9:Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~とは (ドゥジアイドルダンガイゼッペキチュパカブラとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)

*10:LIVE THE@TER PERFORMANCEの略。ミリオンライブで一番最初に出たCDシリーズ。

*11:M@STER SPARKLEの略。ミリシタリリース後最初に出たソロ曲が収録されている

*12:プラチナランカー(略称:PR)。2500位以上が獲得できる。なお、100位以内に入るとトッププラチナランカー(略称:TPR)となり、称号がさらに光る。

*13:周年イベントでアイドル別ランキング100位以内。10位以内に入るとエンドロールにメッセージを載せられる他、現在ではさらに専用称号ももらえる。

*14:現在に至るまで、ラウンジ内ランキングは20位までしか確認できない

*15:元気のカンストが240であるのに対し、この当時の僕の最大元気は130とか

*16:ミリ女ファイト!とは (ミリジョファイトとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)

*17:コニファーフォレスト 山梨県富士吉田市

*18:応援ください!!!!!!とか

*19:FESの発動率アップと合わせてぶっ壊した

*20:ミリシタ感謝祭 2021〜2022とは (ミリシタカンシャサイニセンニジュウイチニセンニジュウニとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)

*21:THE IDOLM@STER SHINY COLORS Xmas Party -Silent night-とは (アイドルマスターシャイニーカラーズクリスマスパーティーサイレントナイトとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)

*22:Chrono-Lexicaです(お耽美ポーズ) | 夏川椎菜オフィシャルブログ「ナンス・アポン・ア・タイム!」Powered by Ameba (ameblo.jp)

*23:コーラススパークル (こーらすすぱーくる)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

*24:Criminally Dinner ~正餐とイーヴルナイフ~

地球儀にない国と七尾百合子

2022年10月27日12:00

全七尾百合子担当Pが待ちに待った瞬間が訪れます。

僕はお昼休みになってツイッターを開いたときに知りました。

興奮のあまり過呼吸でニヤつきながらご飯を食べていたと思います。キモいな。

まあそれはともかく、この楽曲について語っていきます(唐突)。

1. コミュの概要

 百合子が大好きな小説「星風(せいふう)の守護者」の主題歌オファーが届くところから始まります。しかし好きな映画であるが故、即決できずに保留にしてしまいます。そこから周りの仲間やP、そして制作陣の思いを受け止めながら自身の原点に立ち返っていく。この原点回帰というところがもうクライマックスで主題歌が流れる展開そのもので胸熱です。いつもの早とちりからの妄想もしっかりそのままなのがなお良い。

2. 楽曲について

 ミリシタリリース後の初のソロ曲シリーズ「M@STER SPARKLE 01」に収録されています。もう5年前なんですね。初めての考察ブログなのでいろいろ試行錯誤してますし、多数あるコミュもほとんど触れられてませんが、ご容赦を。

2.1. イントロ

 ピアノのイントロから壮大な物語の開始を予感させます。前のソロ曲である「空想文学少女」がしっとり系だったので、第一印象が全く異なります。物語開始のワクワク感、ドキドキ感を表現しているのでしょうか。

2.2. 1番

 「この表紙をめくれば25ページでワープできるはず」

 もう七尾百合子の日常ですね。本の世界に入り込む過程を示しているフレーズと多くの先達も解釈しています。

 「白いペガサスにヒラリ飛び乗るの 光る時空の壁突き抜けて」

 ・・・いきなり躓きます。「光る時空の壁を突き抜け」、これは「現実世界→空想世界」を示しているのか?それとも「最初に飛び込んだ世界→王子(後述)が囚われている世界」を示しているのか?ペガサスはギリシア神話を由来とし、ファンタジー小説にもおなじみの伝説の生物ですが、ここだけではその役割がはっきりしません。とりあえず先に進みます。

 「羽ばたけ風になって エメラルドのあの海原を飛び越えて」

 「風」というのは重要なキーワードです。百合子が妄想空想の世界に入っているときに「風の戦士」とつぶやく、乙女ストーム!バージョンの「Welcome!!」で「風の精霊たちよ」とコールするなど、百合子とは切っても切れない関係にあります。自身の原点である「風」のように目的の場所へと向かっていきます。またここでさらに羽ばたくというキーワードが出てきます。そのままの意味で考えれば飛び乗っているペガサスの羽ばたきを指しているのではないでしょうか。これに伴い、ここでは先のフレーズの意味を「最初に飛び込んだ世界→きみ(後述)が囚われている世界」としておきます。

 また、ここでエメラルドという単語が出てきますが、ファンタジーでエメラルドといえば「オズの魔法使い」でしょう。もちろんそのままの世界ではないと思いますが、物語の世界観にオマージュとして加えていると考えてます。

 ある日、ドロシーとトトは竜巻に家ごと巻き込まれて、不思議なオズ王国の中のマンチキンの国へと飛ばされてしまう。落ちた家は、マンチキンたちを独裁していた東の悪い魔女を圧死させる。北の良い魔女がやってきてマンチキンたちと喜びを分かち合い、悪い魔女が履いていた不思議な力を持つ銀の靴をドロシーに授ける。良い魔女はドロシーに家に帰れる唯一の方法はエメラルドの都に行って壮大な魔力を持つオズの魔法使いに頼むことだと語る。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84

 この「エメラルドの海原」はMVでも意識されており、ちょうどこのシーンでペンライトが光る観客席が映ります。百合子がいる大陸と王子がいる大陸を隔てている大海なのでしょう。もしかしたらここに「光る時空の壁」があるのかもしれません。

 「虹の彼方 水晶のレムリア」

 これは「きみを捜しにに行く 夢の中でそう約束をした」、「わたしを呼ぶ」「きみ」が囚われている場所、そして百合子が目指す場所を指していると考えてます。レムリアはかつて隔離分布の説明のために提唱された架空の大陸ですが、クトゥルフ神話でも出てくるなど、創作物の舞台にされることも多いです。この物語ではこれに倣って、「虹の彼方」にある水晶でできたレムリア大陸を舞台の一つにしたのでしょう。

 こうして、主人公が「きみ」を捜しに行くファンタジー小説の中へ百合子が主人公としてなりきっている世界観ができあがり、2番へと続いていきます。

2.3. 2番

 「蒼いフクロウが合図している 城壁の向こう 夜が明ける前に きみを助けなきゃ 囚われの王子」

 ここでようやく「きみ」の正体が「囚われの王子」であることが明かされます。囚われた姫・王子を助けに行く展開は古今東西様々なフィクションで設定が見られる王道の展開です。ほ?

 「蒼いフクロウ」というキーワードがありますが、スピリチュアルな意味ではフクロウは困ったときの救世主を意味するそうです。たとえばこのフクロウは「王子」からみたお助けキャラ的な立ち位置なのではないでしょうか。「白いペガサス」が百合子の仲間だとすれば「蒼いフクロウ」が王子の仲間になっている、そのような対比になっています。(なぜ「」ではなく「」なのか、色の意味も考察したかったのですが、浅学故考えがまとまりませんでした。)

「胸のロザリオに願いかけましょう 石の扉だって開くよね?」

 たぶんこの場面で百合子は城壁の手前まで来たが進入をためらっているのではないでしょうか。本番を前にして緊張するときみたいに。本当に自分がこのまま行って助けられるのか?でもロザリオのおかげで突入する決心がついたのだと思われます。自分ならきっとできる!と。

「走ろう 風になって 幾千ものあの兵隊が眠る間に きみを救いに行く 愛は魔法 さあ鍵は開くよ」

 決心のついた百合子が風のように颯爽と囚われの王子がいる場所へと向かっていきます。夜が明ける前ですから人が眠っているのはある意味当然ですが、よくよく考えると守るという観点からでは無防備すぎる気がします。例えば「ルパン三世 カリオストロの城」では夜明け前でも兵士は常に戦闘の準備ができています。とすると、この兵士たちは眠らされたのではないか?と考えても不思議はないように思えます。

 そして固く閉ざされた扉の前にたどりつき、鍵が開きます。ここで鍵を開けた「魔法」が「愛」だということが示されます。アラビアンナイトの「開けごま」のような呪文もありますが、あえて愛にしているところが非常に気になります。また別の考察でやっていきたいな・・・

「やっと会えた 孤独なまなざし 見つめ合った切なさを 忘れない きっと会えるね? また君にきっと・・・」

 ここで囚われの王子と対面します。「やっと」となっているのは、夢の中で出会い、約束をしたそのときからずっと待ち焦がれていた気持ちがあるからでしょう。この王子はずっと一人だったことで孤独だったのが和らいだはずです。でもようやく会えたのに、見つめ合って切なさがこみ上げてくる。ここは物語が終わりに近づいていることを表していると思われます。物語の中では王子と主人公はずっと一緒なのでしょうが、百合子からみたら物語が終わればそこが王子との別れです。そうやって現実に引き戻される過程を表しているように見えます。惜しみながら物語が一度ここで幕を閉じます。

2.4. Cメロ~エントロ

 「風の戦士は帰る 地球儀にない国 大陸を旅してもいちど行きたいな」

 さてここがこの曲一番のポイントです。ここは人によって千差万別の解釈がありうると思いますが、自分はこれをこのように捉えていました。

 「風の戦士」・・・百合子自身

 「地球儀にない国」・・・この物語の舞台

 「大陸を旅して」・・・他の本を読む、経験をする、など、百合子自身のアイドルとしての物語

 「もいちど行きたいな」・・・もう一度この本の世界に入る=再読

 一つの物語でもまた読み直すことで新たな発見がありますし、登場人物のことをより深く理解することができます。ミリシタのコミュでもそのキャラのことを知ってから改めてメモリアルコミュ1をみると、なんとなくで見ていたときよりも感情移入することができ(と思って)ますが、他のコンテンツでも当てはまると思います。

 「冒険はまだ終わらない」

 このフレーズで楽曲が終わります。本質ですね。本の世界は読み返すことで何度も味わうことができます。

 

・・・本当にそれだけでしょうか。この冒険の主人公とは?

 

間違いなく七尾百合子です。とすると、これは七尾百合子というアイドルが「アイドルの世界」を冒険していることも暗に示しているのではないでしょうか。本の世界の主人公のように、アイドルの世界にいる百合子も冒険(≒お仕事)の毎日です。これを先ほどの「風の戦士は帰る~もいちど行きたいな」の解釈に当てはめると、アイドルとしての物語を進めることで百合子自身の成長も示しているのではないでしょうか。わざわざ挿入された最後のフレーズにはこういった意味が込められているのではないだろうか、そう考えてます。

3.終わりに

・・・フル音源を聴いてくれ。絶対良いから。